【観葉植物】ハイドロカルチャーへの植え替え方法

こんにちは。

お家の観葉植物や、買ってきた土植えの観葉植物をハイドロカルチャーに植え替える方法について書きたいと思います。

ハイドロカルチャーで育てている植物たち。

ハイドロカルチャーとは
土を使わない水栽培のこと。室内に土を持ち込まないので衛生的。また、無臭なので室内で植物を育てるのに適してします。

 

失敗して枯らしてしまったことも数多くありましたが(;o;)

いろいろ調べながら、植物の様子を見ながら試行錯誤を繰り返しらようやくコツがわかってきましたので、まとめてみました。

※植え替えは暖かい時期にしましょう。

ハイドロカルチャー用の植込み材の種類

■ハイドロボールとセラミス

「ハイドロカルチャー用の植込み材」と言っても種類があり、私が実際に使っているのはこの2種類です。

*ハイドロコーン・ハイドロボール(正式名称:レカトン)

*セラミスグラニュー

ハイドロボール(左)とセラミスグラニュー(右)

ハイドロボールやハイドロコーンは実は商品名で、正式名称はレカトンといい、粘土を高温で焼いて発泡させたもの。(※ここでは「ハイドロボール」としてます)

セラミスはドイツ産の粘土を焼いて作られた室内園芸用の用土。

2種類ともハイドロカルチャーで土の代わりに使われる素材で、穴の空いていない容器を使います。(セラミスは穴空きの鉢でも育てられます。)

また、どちらも洗って乾かせば再利用できます。

 

■ハイドロボールとセラミスの違いとは?

*それぞれの特徴

ハイドロボール セラミス
形 状 丸い粒状(サイズの種類あり) 煉瓦を砕いたような細かい粒状
特 徴 粒に細かい穴があり、そこに水分や空気をためて植物に供給することができる 保水性、通気性に優れ、水はけが良く根腐れしにくい

ハイドロボールもセラミスも保水性と通気性がある点は共通していますが、育て方(水やり方法)が大きく違います。

 

*違いは水やりの方法☝︎

この水やりの方法がハイドロカルチャーで育てるポイントになります!

・ハイドロボール 

容器の底に水をためて、それを吸わせて育てる。

【水やり方法】

容器の1/5くらいまで水を入れ、次の水やりのタイミングは容器の水がなくなって(ハイドロボールが乾いて)から2〜3日後でOK。

・セラミス

⇨セラミス自身が吸水するので容器の底に水をためないで育てる。

【水やり方法】

表面が乾いて白くなったら水やり。一般的には1/3〜1/4位水をあげると言われていますが、私は表面を湿らせる+3〜4回霧吹きをしています。

 

ハイドロカルチャーで育てる際、一番難しいのが水やり!

水が底にたまったままだと根っこが酸素不足になり根腐れしてしまいますので、根腐れさせないように気をつけながら水やりするのがポイントだと思います。

また、じょうろで水やりすると、どうしても水をやり過ぎてしまうので、私は霧吹きを使っています。

霧吹きだと水分量のコントロールもしやすく、葉水(葉っぱに水をかけること)もできるのでおすすめです。

次は、ハイドロボールとセラミスのそれぞれの植え替え方法です。

・セラミスがらセラミスへの植え替え(ガジュマルさん

・土植えからセラミスへの植え替え(フィロデンドロン)

・ハイドロカルチャー用苗からハイドロボールへ植え替え(サンスベリア)

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「セラミス」を使った観葉植物の植え替え

■ガジュマルをセラミスからセラミス(底穴あり鉢)への植え替え方法

以前、土からセラミスに植え替えたガジュマル。動物がいて森のよう(笑)

このガジュマルは、自分の誕生日に会社帰りにふらっと寄った花屋さんで購入したもの。自分への誕生日プレゼントです(▰˘◡˘▰)

オオカミを見つめるチンパンジーと気づかないオオカミ。

もう1年半くらい経つので、そろそろ植え替えした方がよいのかなと思い、このガジュマルを植え替えることにしました。

植え替え方法↓

①鉢から優しく取り出し、根の様子を確認。根がびっしり育っていて元気な様子でひと安心。

②根についたセラミスを丁寧に取り除き、干からびた根や長すぎる根をはさみでカットして根を水洗い。

カット後。根がもじゃもじゃ。

どれくらいカットすればよいのかわからず、感覚でカットしました(・・;)

③鉢を用意。セラミスの場合、鉢底に穴が空いている鉢でも育てられるとのことなので、今回はこちらの穴が空いている鉢に植え替えます。

鉢底アミを二重で敷きました。鉢底アミは100均にあります。

④鉢底石があれば鉢底石を敷く。なければ、ハイドロボールでも可。今回はハイドロボールにしました。

⑤1/3くらいセラミスを入れてからガジュマルを入れ、位置を見ながらセラミスを入れます。

⑥竹串でセラミスをつつきながら、根の隙間にセラミスが入るように整えます。

セラミス ガジュマル 

植え替え前より少し大きい鉢ですが、サイズ的にはあまり変わらないかも(^_^;)

木の中心が少し寄ってしまいました…。

⑦植え替えした後は、日光が当たらない日陰で1週間程度休ませるとのことなので、日が差し込まないトイレに置いておきます。

植え替え完了!!

ガジュマルに寄り添うチンパンジー。

植え替えた後はとても心配になります。

どうか元気に育ってくれますように!!

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■土植えからセラミス〈底穴なし鉢〉への植え替え方法(フィロデンドロン)

100均で買った土植えのフィロデンドロンをセラミスへ植え替えます。

ダイソーで購入した土植えのフィロデンドロンを水洗いしたもの。

100円て安いですよね!でも葉がとてもしっかりしてるんです。

植え替え方法↓

①底穴が空いていない鉢なので根腐れ防止剤の「ミリオンA」を底に敷き、上から「イオン交換樹脂栄養剤」をパラパラかけます。

ミリオンA(左) とイオン交換樹脂栄養剤(右)

底穴なしの鉢にミリオンAとイオン交換樹脂栄養剤を入れた状態。

②①にセラミス→植物(フィロデンドロン)→セラミスの順に入れて形を整えます。

ハイドロカルチャー植え替え

植え替え完了!

こちらも1週間程度休ませます。

植え替えした後は、元気に育ってくれるか本当にドキドキします。で、心配故に水をやり過ぎて根腐れさせてしまうパターンが多い気がします、、、

ここは水やりし過ぎないようにグッと我慢です。

 

\その後の様子/

フィロデンドロン、次から次へ新しい葉が芽生えて元気に生長中です(*´˘`*)

植物が元気だとうれしい♪

 

■ハイドロカルチャー用苗からハイドロボールに植え替え(サンスベリア)

ハイドロカルチャー用のサンスベリアを買って、ハイドロボール(今回はプラカップ)に植え替えます。

植え替え方法↓

①透明容器にミリオンA(根腐れ防止剤)を底に敷き、上からイオン交換樹脂栄養剤をパラパラかける。

②その上にハイドロボール→サンスベリア→ハイドロボールをサンスベリアが斜めにならないように整えながら入れる。

ハイドロカルチャー サンスベリア

ハイドロボールの場合は、底に水をためてそれを植物に吸わせて育てるため、水量が見える透明の容器のほうが管理しやすいです。(透明でない場合、水位計が必要)

まずは容器の1/5くらい水をあげ、水がなくなったら2〜3日後くらいにまた水をあげる、というサイクルを繰り返します。

透明容器なので、外から見て根が伸びてきているようなら植え替え成功です!

ハイドロボール自体がカラカラに乾いて見えるので、「カラカラでかわいそう!」と思ってしまい、つい水をあげてしまいがち…

でも、ハイドロボールは保水性が高いため、表面が乾いていても水分を保っているので、すぐに水をあげなくても大丈夫です。

乾かないうちにまた水をあげてしまうと、根が呼吸できずに根腐れしてしまうので要注意です。(これが今までの失敗の原因だ…!)

水やりのタイミングを間違えずに、グッと我慢してお世話すればうまくいくと思います。

水やりの方法がとても大切ですね(*˘︶˘*)

植え替えた後は、お好みの鉢カバーに入れたら完了です!

サンスベリア植え替え

透明のプラスチック容器なら、お気に入りの鉢カバーに入れられるからうれしい♪

鉢を選ぶのも、観葉植物を育てる楽しみのひとつです٩(ˊᗜˋ*)و

 

まとめ

家の中で観葉植物を育てることができるハイドロカルチャー。

育て方にはそれぞれポイントがありますが、そのポイント(今回は水やり!)をおさえていけば元気に生長してくれます。

グリーンはやっぱり生活の癒しです。

失敗もあるけれど、これからも地道にグリーンを増やしていきたいです♪



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本日も最後までお読みいただきありがとうございました⑅◡̈*

 

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